脳梗塞〜 cerebral infarction:CI 〜

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脳梗塞とは……

脳血管が閉塞し、その先の血流が途絶することによって、その灌流域の脳壊死機能障害がおこる、脳の血管性障害。そのおこり方から、脳血栓脳塞栓に分類される。

脳血栓症〜 cerebral thrombosis 〜

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脳血栓は、脳動脈壁にコレステロールなどが沈着して生じるアテローム硬化をもとに、その表面に血小板・赤血球・白血球などの血液成分が沈着し、凝塊(血栓 thrombosis)を生成する。その血栓が血管内腔を閉塞しておこることを指す。


血栓は、脳の血管壁の動脈硬化巣に血栓が付着して発育するのが一般的ではあるが、梅毒性動脈内膜炎によってもおこることも覚えておきましょう。


■ 症状
  • 高齢者が圧倒的に多い。
  • 頭痛・眩暈・言語障害などの前駆症状を伴う。
  • 発作は夜間の睡眠中などに起こることが多い。
  • 高血圧の既往をもつ者も多いが、発作時の血圧は高いとはかぎらない。
  • 脳の梗塞部位により様々な脱落症状が出現する。

梗塞部位別の症状例

  • 内包におこる(梗塞)→反対側の片麻痺
  • 前頭葉のブローカ中枢の障害→運動性失語症
  • 側頭葉のウェルニッケ中枢の障害→感覚性失語症
  • 小脳でおこる(梗塞)→失調症。精神症状を示すこともある。
*運動性失語症
:言葉がでにくい。了解は比較的よく、種々の命令に対応可能。
*感覚性失語症
:流暢ではあるが、意味不明な言葉を発することも多い。了解は悪い。
視野の右側または左側の半側が欠ける半盲や視界の1/4が欠ける四分の一半盲が出現することがある。
*失調症
:個々の筋群には麻痺がないのに、制御機能の障害によって運動がうまくいかない状態。

詳しく梗塞部位別の症状をCT図と共に記載してあるサイトがございました。リンクフリーなのかわからないため、【URL】を掲示することはできません。ただし、「脳の働きと分布について」でググってみて!!見つかるはず!!

梗塞 画像診断

CT

梗塞による低吸収域(low density area:LDA)を認める。
ただし、急性期の梗塞では低吸収域を示さない場合もアリ。(下記図参照)しかし、初期の虚血性変化(early CT sign)や中大脳動脈の血栓(hyperdense middle cerebral artery sign:HDMCA sign)が抽出されることがある。
CTでの急性期梗塞の診断は、脳perfusion(CT perfusion:CTP)がある。説明は下記で……

【脳梗塞 CT画像】
発症直後と1週間後の画像比較
脳梗塞CTイメージ 脳梗塞CTイメージ
発症2時間以内のCT画像 発症後1週間のCT画像

右梗塞なのですが、急性期では、低吸収域(LDA)がハッキリしていません。上記に述べたように、右内包、被核等が不鮮明、左右脳溝の差あり…なので初期の虚血性変化(early CT sign)サインとして捉えても良さそうなのですが、わたくし目には、判断&確定はできません。すみません。
下記URLにearly CT signについて詳しく解説していました。詳しくはそちらで…
【URL】http://melt.umin.ac.jp/(MELT JAPAN)
放射線技師さん以外のコメディカル、看護師にはここまで知っておくことはないとは思いますが、覚えておくと結構ためになります。

【脳perfusion(CT perfusion:CTP)】
準備中 準備中

脳perfusion(CT perfusion:CTP)の基本

CTPとは非拡散性トレーサーである造影剤を用いた脳循環動態定量法。つまり、CTにおける画像診断の一つ。

原理

動脈入力関数(arterial input function)を用いて、脳動脈の時間濃度曲線(time density curve:TDC)Ca(t)と局所脳組織のTDC:Cvol(t)の関係から、伝達関数h(t)(modulation transfer function:MTF)を求めるdeconaolution法。
この方法から脳血流量(cerebral blood flow:CBF)、脳血液量(cerebral blood volume:CBV)平均通過時間(mean transit time:MTT)を算出し、それそれのマップ画像を作成する。

簡便で短時間に検査終了が可能な検査。
急性期脳梗塞における虚血評価を中心として、くも膜下出血のクリッピング後の血管れん縮や総頸動脈内膜剥離術前後、脳腫瘍、脳動静脈奇形、脳循環予備能などに臨床応用されている。

MRI

梗塞はT1強調像で低信号域、T2強調像では高信号域としてみられる。


MRIの梗塞画像診断詳細につきましては、ただ今作成中。もうしばらくお待ちください。

■ 治療
@ 応急処置

バイタルサインを確認し、気道と血管の確保を行う。
嘔吐のある場合や意識障害が強く舌根沈下のある場合には、エアウェイを使用する。
血圧は極度に高い場合以外は、昇降薬などで下げないほうがよい。
頸部の無理な屈曲を防ぐために、高いまくらは避ける。また呼吸状態には細心の注意を!!
尿閉があれば導尿を!!

A 脳浮腫に対する処置

急性期には、脳浮腫とそれによる脳の腫脹は脳ヘルニアをおこす危険性大。
腫脹の予防と軽減の処置を行う。

B 薬物療法

次のような薬剤が用いられます。

  1. 血栓溶解薬
  2. 抗凝固薬
  3. 血小板凝集抑制薬
  4. 脳血管拡張薬
C その他

水・電解質のバランスに注意。
肺炎・膀胱炎などの合併症や褥層の予防を行う。

脳塞栓症〜 cerebral embolism 〜

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脳塞栓は、塞栓(栓子)が脳動脈を塞栓するためにおこる。
とくに、心疾患で心臓内壁に生じた血栓が剥離して栓子となることが多い。
その他、肺静脈血栓、空気、骨折時の脂肪滴なども栓子となることもある。


■ 症状

脳塞栓はいかなる年代にもおこり、若年者にも多く見られる。
前駆する神経症状を伴わないで突然起こり、血圧にも無関係。
大きな脳動脈に塞栓がおこると急死するケースもあるが、一般的には意識障害は軽く、単麻痺・片麻痺・失語などの神経脱落症状が出現し、またけいれんを伴うこともある。

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