痛風〜 gout 〜
最近、私自信が発症いたしました。自分自身の戒めのために記事にいていきます。
痛風(gout)とは…
高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患である。
【関節炎の起こりやすい場所】
- 足の親指の付け根(MP関節)
- 足首
- 足の甲
- 膝
- 手首
- 肘
- 肩
【発作が起こったときの対処法】
患部を心臓より高くして冷やす。
温めたり、もんだりすることは厳禁。足などの場合無理に歩くことなどは禁物です。
【痛風になりやすい人は…】
- 激しいスポーツを好む
- バリバリ仕事をこなす人
- アルコール大好き(特にビール大好き)
- 肥満体
- ストレスを常に抱えている
ほとんどが男性。元気で仕事、遊びもこなすタイプが多い。
血液中の尿酸の濃度のことを尿酸値といいますが、尿酸値が7.0mg/dLを超えたら『高尿酸血症』と呼ぶ。
なぜ尿酸値が高いといけないのか??
@ 痛風発作や腎障害の予備軍
高尿酸血症の状態が長く続くと、尿酸の結晶が体のあちこちに沈着。
「痛風発作」をはじめとする様々な症状を引き起こす。
【症状例】
- 痛風発作
- 痛風結節
- 腎障害(痛風腎)
- 尿路結石
A 生活習慣病や慢性腎臓病を合併しやすい
生活習慣病や慢性腎臓病の疾患と密接に関係し、動脈硬化を進行させ、
心筋梗塞や脳卒中などを起こすリスクを高めるといわれている。
尿酸とはなんなのか???
尿酸とは、化学式C5H4N4O3の有機化合物。
体内で作られる尿酸は、体内エネルギーの燃えカスと、遺伝子が分解されることによって生じる老廃物。
また、食品のプリン体を摂取することにより、体内で尿酸が作られる。
なぜ尿酸値は高くなるのか??
体内で過剰に尿酸が作られたり、不要となった尿酸がうまく体外に排泄されないことで、血中の尿酸の濃度が高くなる。
高尿酸血症と痛風発症
まず、生活習慣病の改善を行いましょう。
- 食事量の制限、体重を落としましょう
- アルコールを減らそう
- 十分な水分を取ろう
- 適度な運動をしよう
- ストレスを上手く発散を!!!!
1、食事量の制限、体重を落としましょう
- ◆ 適正カロリーを守ろう!!
- 一日目安:標準体重X25〜30kcal
- ◆ プリン体の取り過ぎ注意!!
- 食べてはいけないではありません。食べる量と頻度を考えて食べましょう。
- ◆ アルカリ性食品を積極的に…
- 野菜、海藻、牛乳などのアルカリ性食品を積極的に、食べましょう。
2、アルコールを減らそう
ビールがプリン体の多いお酒として有名ですが、ビール以外を飲めば大丈夫って訳ではありません。
アルコールそのものが尿酸値を上げる原因となっています。なるべくお酒は控えましょう。
3、十分な水分を取ろう
十分な水分を取ることにより、体外に排泄される尿量も増え、尿酸も体の外へ出やすくなる。
水分制限の指示を受けているような場合を除いて、1日2Lを目安に積極的に水分を取りましょう
4、適度な運動をしよう
肥満解消、生活習慣病予防のため運動することは重要。
ただし、激しい運動は厳禁。エネルギーの燃えカスでもある尿酸増加を伴うため、かえって尿酸値増加になる。
軽い有酸素運動が効果的(ウォーキングなど)。
5、ストレスを上手く発散を!!!
ストレスは尿酸値を上げるといわれています。
十分な睡眠、適度な運動などで、自分に合ったストレス発散法を実施しましょう。
◇ かつては「ぜいたく病」といわれてた痛風。しかし、侮ってはいけません。数々の病気を引き起こす黄色信号です。生活習慣の改善は、尿酸値を下げるうえでも重要です。生活習慣をもう一度考えてみましょう。◇